カルドセプト エキスパンションのバックアップ(No.3)


カルドセプト エキスパンション (Culdcept EXPANSION) はプレイステーション用ソフト。シリーズ第2作。1999年5月1日発売。カード総数は361枚。開発元は大宮ソフト、販売元はメディアファクトリー。週刊ファミ通調べによると、初週販売本数は39,700本、1999年末時点での累計発売本数は128,669本。

解説

前作であるセガサターン版を改良し、ユーザー同士の対戦に力を入れた作品。続編ではなく拡張版という位置づけのため「エキスパンション」と名付けられている。

前作から14枚のカードが入れ替えられたほか、多数のカードの能力が調整されてより遊びやすくなった。システム面では交渉コマンドが廃止され、操作体系の見直しも行われた。ストーリーマップ以外に対戦用マップが登場し、イベントやCD-ROM付きマガジン「セプターズギルド」などで配布される追加マップを読み込むこともできるようになった。

制作の経緯

前作が「知る人ぞ知る優良ソフト」として埋もれてしまった中で続編カルドセプト セカンドの制作が決定し、シリーズの認知度を上げる目的もあって制作された。広告宣伝に際し大きな力を発揮したのが本作からプロデューサーとして関わった武重康平氏で、様々なプロモーションを組み合わせることで目標としていた販売本数10万本をクリア。認知度上昇に大きく貢献を果たすこととなった。

公式全国大会

本作発売を記念して、初の公式全国大会「カルドセプト エキスパンション発売記念 ALL JAPAN CEPTER'S CUP 1999」が開催された。前作でも公式大会は行われていたが大々的なものではなく、予選大会を開催しその勝者が本選大会に進むというスタイルは本作になってから確立され、以後も新作が発売されることに開催されることとなった。

廉価版

2000年11月30日には追加マップを収録した廉価版カルドセプト エキスパンション・プラスが発売された。

商品情報

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商品名 カルドセプト エキスパンション
機種 レイステーション
開発元 大宮ソフト
販売元 メディアファクトリー
発売日 1999年5月1日
定価 本体 5,800円 + 税

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